定期検診(メインテナンス)

定期検診(メインテナンス)

これまで歯医者は「歯が痛くなってから治療を受けに行くところ」でした。悪いところだけを治すその場限りの治療が行われ、そしてむし歯が再発し、また治療を繰り返す、という事が行われてきたのです。

しかし最近ではお口の健康を意識される方が増え、治療後も定期検診やメインテナンスといった予防に取り組まれる方が増えてきました。歯科医院は『歯が痛くなる前に、むし歯や歯周病を予防するために通うところ』となったのです。当院では一人ひとりに合わせたクリーニングやメインテナンスをご提供し、患者さまのお口の健康を守ります。

80歳になってもご自分の歯で食べられるように

80歳になってもご自分の歯で食べられるようにあなたは将来、高齢になったときにどのようなお口でありたいとお考えでしょうか。合わない入れ歯に悩んだり、歯が悪いからと柔らかい物しか食べられなかったりするのはイヤですよね。私たちは80歳を超えてもご自分の歯で好きなものが何でも食べられることが理想だと考えています。

8020運動をご存知ですか?
8020運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と、平成元年に厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱したものです。親知らずを除く28本の歯のうち、20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食事を不自由なく食べることができると言われています。

では、現在の80歳時の残存歯数はどうでしょうか。最近の調査(歯科疾患実態調査平成23年度版)では80歳での残存歯数は12.2本で、予防先進国スウェーデンの残存歯数25本に対して約2分の1の数しかありません。ただし昭和62年の同調査では4.5本でしたので、改善はされつつあります。

欧米と日本の残存歯数と定期検診率の比較
予防歯科の先進国として有名なスウェーデンをはじめ、欧米と日本との残存歯数と定期検診率をご紹介します。

世界各国の残存歯数世界各国の定期検診率

なぜ定期検診が必要なの?

毎食後ていねいに歯磨きしていても、ご自身でのブラッシングやお手入れだけではプラーク(歯垢)を落としきれません。このプラークが溜まると歯ぐきが腫れたり、歯の表面にヌメりのような細菌の膜(バイオフィルム)を作り、歯周病を進行させてしまいます

歯科医院できちんとクリーニングを行うとプラークを除去できます。しかし、日常生活を送るうちに再度プラークが溜まっていき、3ヶ月経つ頃にはクリーニング前の量に戻ります。そこで当院では、3ヶ月に1回間隔の定期検診とメインテナンスをおすすめしています。

定期的なメインテナンスの効果
長崎大学の新庄教授の研究データによると、定期的に専門的な歯のクリーニングを受けることにより、歯の健康状態が保たれることがわかります。歯を健康に保つためには定期検診とメインテナンスがとても重要なのです。

各年代の平均残存歯数

当院の予防歯科メニュー

PMTC
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleening)とは、歯科医院でプロが行う歯のクリーニングです。歯科医師や歯科衛生士が歯に付着したプラークや歯石、着色汚れなどをいろいろな器具を使って取り除きます。定期的に受けることでむし歯や歯周病のリスクを減らします。

フッ素塗布
フッ素には、溶かされ始めた歯の表面の修復を促し、むし歯菌が酸を作るのを阻害し、歯質を強化する、という3つの作用があります。フッ素塗布は子ども向けと思われがちですが、実は大人にも非常に効果的です。

ブラッシング・フロス指導
予防の基本は、ご家庭での毎日の歯磨き(ホームケア)です。当院では患者さま一人ひとりに合わせて正しい歯ブラシの持ち方や当て方、動かし方、デンタルフロスの使い方など、きめ細かな指導を行います。磨き癖が改善されて汚れを落とすコツが身につき、効果的なホームケアができるようになります。

咬み合わせチェックと生活習慣の指導

咬み合わせチェックと生活習慣の指導咬み合わせが乱れると特定の歯に負担を与え、むし歯や歯周病の原因となることがあります。また噛む力のバランスがくずれると、顎や顔、そして身体の歪みにもつながり、不定愁訴の一因になりかねます。当院では定期検診の際に咬み合わせのチェックも行い、不具合のある場合は補綴物の調整や矯正治療のご提案をします。

また、むし歯や歯周病は口腔内の細菌が原因であることがわかっていますが、その発症にはいずれも生活習慣が深く関わっています。そこで当院では、患者さまの生活習慣をよくお聞きし、一人ひとりに合わせた生活習慣や食生活についてのアドバイスを行っています。

カウンセリングをおこなっております

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