診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
15:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
休診日:日曜・祝日・木曜午後・土曜午後
※火曜・水曜・金曜のいずれかが祝日の場合は
木曜午後も診療
前回お話した口臭の原因のひとつに、唾液の減少があります。
その唾液が不足するドライマウス(口腔乾燥症)が最近急増しています。今回はその唾液に関するお話です。
*唾液の成分とその役割
唾液の99%以上は水です。残りの1%の中に重要な役割を果たしている以下の様な成分が含まれています。
1.リン酸カルシウム (歯の補修作用)
2.IgA(免疫グロブリンA)、ラクトフェリン、リゾチーム(抗菌作用)
3.アミラーゼ(消化作用)
4.ムチン(潤滑作用、粘膜保護作用)
5.重炭酸(緩衝作用)
6.成長ホルモンなどの各種成長因子(粘膜の修復や細胞の保護
7.糖タンパク(歯の保護)
健康な成人の場合、唾液は1日約1~1.5リットル位つくられます。
*ドライマウスの原因
1.唾液腺自体の機能低下によるもの
シェーグレン症候群は、唾液分泌低下(ドライマウス)、涙腺分泌低下(ドライアイ)などの乾燥症状を感じる自己免疫疾患。この他にも全身疾患(糖尿病、腎不全など)に起因するものが考えられる
2.神経性口腔乾燥症
ストレス、恐怖、興奮、抑うつなどの精神状態の異常、脳内または抹消神経系の障害が原因でおきるもの。
3.薬剤性口腔乾燥症
持病のために服用している薬剤が原因でおきるもの。抗うつ薬、抗不安薬、向精神薬、抗高血圧薬、抗ヒスタミン薬利尿薬、鎮痛薬など。
4.加齢によるもの
加齢により、唾液腺の機能低下やお口の筋力が低下し、唾液の量が減少していきます。
*唾液の量を増やす方法
1.水分をできるだけたくさんとる
唾液は、もともとは血液が唾液腺の中で唾液につくりかえられてできています。水分を摂取すると、骨髄の中で血液がつくられその血液が唾液腺で唾液につくりかえられています。
2.よく噛んで食べる
食べ物をたくさん噛んで食べるほうが唾液腺を刺激し、唾液がよりたくさん分泌されます。一口分の食べ物を20回以上噛んで食べる習慣をつけましょう。
3.唾液腺をマッサージする
お口の中には3つの大唾液腺と呼ばれるものがあります。耳下腺、舌下腺、顎下腺です。この中で耳下腺がもっとも大きくここを両手で両耳の下から両ほほあたりを手のひらで回すように刺激して下さい。
当院ではこのような,それぞれの唾液腺のマッサージの方法についても、やさしく指導いたしておりますので、お口の健康のために、是非一度ご来院下さい。
スタッフ一同、皆様のご来院を 心よりお待ちしています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
午前:9:30~13:00
午後:15:00~18:00
休診日:日曜・祝日・木曜午後・土曜午後
※火曜・水曜・金曜のいずれかが祝日の場合は、木曜午後も診療